メイドインアビス48話感想「『全ての始まり』の始まり」

メイドインアビス48話感想「『全ての始まり』の始まり」

はい、遅くなりましたがメイドインアビス48話の感想です。
もうみんなとっくに読んだよね?
http://mangalifewin.takeshobo.co.jp/rensai/madeinabyss/
それにしたってサブタイトルときたら。
前話の「村の秘密」に続いて「全ての始まり」ですよ。
もう1ページ目からして大興奮だったわけですけど、
んまーーーーー情報量が尋常じゃなく多い!!!!
おかげでこの感想もめちゃくちゃ書くの時間かかりましたね・・・
それではサクサク行きましょうか。

あ、あのアイテムは…

さあ、早速ですけど冒頭いきなり登場のあのアイテム。
星の羅針盤さん!星の羅針盤さんじゃないか!!
2018093001
全ての始まり!!!
そう!始まっていたのです!!!!!(興奮)
2018093002
第一話から登場し、さらにはアニメのオープニングにもデカい面して出てくるなど、やたら重要アイテムっぽく描かれた割には雑に紛失した星の羅針盤さん。
今回でようやくその効果が判明しました。
2018093003
それは奈落の場所を指し示す針。
ラピュタにおける飛行石、ワンピースでのエターナルポース級の超重要アイテムですよ。
「上下が分かっても役に立たないのでは?」と今までさんざん役立たず扱いされてきましたが、それはあくまでオースやアビス内部での話。
アビスの場所自体が世間からも認知されていない時代では、非情に貴重なアイテムだったというわけです。
しかもその所有者がヴエコだったというね。
まさかのつながり。
かつてヴエコがこの島に持ち込んで以降、おそらくアビス内で紛失するなどして遺物と化したのでしょうか。
それはそれとしても原住民が羅針盤を欲しがったのはなんでなんでしょうね?
この島にあってはそこまで役に立たないはずなのに。
2018093004
「枢機の姿」とは・・・?
もしかしてまだもう一段階何かあるんでしょうか・・・?

しかしヴエコたちの時代が具体的に何年前だったのかは明示されていませんが、今回で確実になったのはオースが町として成立するよりもずっと昔だったということ。
なぜなら、南海ベオルスカの孤島に大穴が見つかったのは1900年前。
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そこから穴の周辺が冒険家たちの拠点となり、長い時間をかけてオースという町に育っていったわけです。
しかし今回ガンジャ隊が遭遇したのは、この孤島に昔から住んでいたと思われる原住民たち。
「一攫千金を求めて集まってきた冒険家たち」という雰囲気はさすがに見受けられません。
つまり、ガンジャ隊がアビスにたどり着いたのは間違いなく1900年前の、さらにはるか昔。
この物語中で繰り返される2000年周期でいえば、前の2000年の時代の人物たちである可能性がさらに濃厚になってきました。
なにより、オースにおいて原住民たちのことを語る人が誰もいないし、その気配すらない。
あえて誰も語っていないのか、あるいはそもそも認識すらされていないのか。
原住民たち時代と1900年前にアビスが見つかるまでの間に何かがあったのか?なんてことを考え始めると・・・
・・・ちらついてきますねえ、2000年ごとの地層に見つかるお祈りガイコツの存在が。
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星の羅針盤が回収された今、同じく初期から語られているお祈りガイコツにもそろそろ焦点が当たる頃かもしれませんね。

そしてもう一つ気になるのが原住民たちの使う言語。
今の深界六層で使われている言葉ですね。
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一方でガンジャ隊のメンバーは共用語をしゃべっている様子。
つまりこの言葉はこの孤島独自の言語ということになります。
そして、深界六層の村人たちの中に共通語をしゃべるものはごくわずか。
すると、村人たちの主なメンバーは原住民出身ということになるのでしょうか?
ガンジャ隊で村人として残っている人数は意外と少ない・・・?
まあ原住民たちの中でも黄金郷の話は浸透していたようですし、ガンジャ隊来訪以前からショウロウにたどり着いた人たちがいたとしても不自然ではありませんね。
ガンジャ隊についてきた原住民はそもそも一人だけでしたし。
そうそう、あの子についてはまた後程。
あ、言葉といえばさらりと語られましたね、「ショウロウ」の意味。
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深界六層の異名である「還らずの都」は、「ショウロウ」をそのまま翻訳したものでした。
由来となっていながら今の世にその言葉が伝わっていないのは、単に忘れ去られちゃったってことなんですかね・・・
あとこれもさりげないんですけど、ベラフの言語能力のヤバさ。
「不思議な文字だな・・・」とか言ってるから初めて触れた言語だろうにガンガン翻訳してる。
元々その辺のスペシャリストなんでしょうかね?

三賢たち

さて、ちょろっとベラフにも触れたところで、あらためて三賢たちの過去の姿について。
まずはヴエコから。
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彼女もまたなかなかに壮絶な出自でしたね。
本当にこの作品は親のいない子が多いことだ・・・
悲惨な境遇から抜け出して、星の羅針盤を頼りに黄金郷を目指してガンジャ隊に合流。
この流れは、貧民街から奈落への冒険に憧れて黎明卿についていったナナチの境遇に限りなく近いようにも思われます。
というかあの境遇を経ていながら少年の柔肌に興奮する嗜好をお持ちなの大分歪んでらっしゃる
そして「お世話」という言葉がいちいちカギカッコ付きなのが大変に意味深ですが、熱を出した人がいれば呼ばれたりと、文字通り体調管理という意味での仕事も担っていた様子。
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要は看護師的な役割だったわけですが、このあたりも医者としての技術を(不本意ながら)身に着けたナナチと被って見えたり。
まあそれはそれとして、今回のエピソードでグググっとエロくなりましたよね、ヴエコさん・・・
とてもいい。好き。

続いてベラフ。
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船酔いでゲーゲーしているイケメン
成れ果てた今のベラフからは全く想像できない、自信に満ちたキャラですね。
理想主義者というか、これまで出てきた探窟家たちとはまた違った形で「美」を追い求める姿。
どちらかというと探求心や冒険心とは異なる、精神的・思想的な理想を突き詰める人物のように思われます。
科学者ではなく哲学者タイプって感じですかね。
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「美しさとは眼だ」

それにしても印象的なのはやっぱりこのセリフ。
これを言い放ったベラフが、成れ果てた後は両の目を手放してまでミーティを手に入れようとするわけですから…
ただ、このあたりは姿も言動も何もかも変わってしまったかに見えるベラフの、かろうじて面影を感じる部分でもあります。
なぜなら彼が美しいとするのは「即物的な眼ではない」わけですから。
ベラフにとって実際の眼そのものに価値があるのではなく、姿形も自身すらもその本質ではない。
「さらなる深みを見ようと」した結果が今の姿であり、ミーティを手に入れるために身体を失うことなど厭わない。
そうして手に入れた今が、本当にベラフが追い求めてきたものなのかどうかは、わかりません。
ショウロウ層の干渉器の言葉を借りれば、「囚われれば 価値は移ろい」
ヴエコがベラフの家の前で物憂げな顔をするのも、そんなことに想いを馳せているから、かもしれませんね。
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最後にワズキャン。
なんやかんやで、こいつが一番底知れないんですよ。
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「僕が信じることは当たる」と豪語するワズキャン。
そしてベラフもまた、あれは本物だと語る、その謎の才能。
肉体的・科学的に規格外の人物はこれまでも出てきましたが、超能力的なタイプはこれまた初めてじゃないですかね。
その能力に加えて隊員を煽動する際の雄弁っぷり、まさにカリスマといった風です。
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この人は成れ果てたのちの挙動を鑑みると、ほとんどぶれていないように思える一方で、どうにもまだわからない。
ベラフとかと違って、この人自身に思想や理想が見えてこないのが不気味なんですよね。
能力はあれど信念がわからないというか・・・
これまで出てきた人たちはそれがあるからこそ、どんなにド外道でも理解できる部分があったんですけど。
そのくせ、今のイルぶるではへらへらと日々を楽しく暮らしている感じもあったりして、大物なのか小物なのかもよくわからない。
村の成り立ちが語られる中で、その辺りも見えてくるのでしょうか。

あの子はもしや・・・

長くなってきたんでそろそろ閉めますが、最後にちょこっとだけ触れておきたいこと。
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この浅黒い肌と特徴的な目。
これはもしや、いや、もしかしなくてもファプタですよね???
とりあえず現時点でヴエコに懐いているあたり、前話で出てきた「イルミューイ」のことが想起されます。
「わたしの」「かわいい」イルミューイ。
2018071811
2018071813
前回の感想ではイルミューイ≠ファプタ説を提唱していましたが、ちょっとわからなくなってきました。
なんにせよ、この子の名前もなにも出てきていないのでまだなんもわかりませんね。
しかしまあ最後のページではいよいよショウロウ層に足を踏み入れている様子でしたし、間違いなく次はその辺の話題のはず。
うぬーん毎回書いてる気がするけど、とにかく続きが気になりすぎる。
座して待ちましょう。
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