ファンタジーの世界観をとことん楽しむ「竜と勇者と配達人」が面白い!

ご無沙汰です。
3月はなんだかいろいろとてんやわんやでブログどころかマンガもあまり読めず。
でも発売日にマンガを購入する習慣は変わらずなので積ん読の量が尋常じゃないことになっています。
ガチで足の踏み場がないくらい。
そろそろ本気で崩しにかからねばなあ。
というわけでしばらくぶりの更新ですが、そんな感じでバタバタしながらも読んだ中でクリーンヒットした「竜と勇者と配達人」という作品をご紹介します。
竜と勇者と配達人 1 (ヤングジャンプコミックス)
グレゴリウス山田
集英社 (2017-01-19)
売り上げランキング: 4,392
このマンガは自分の大好きな、いわゆる剣と魔法のファンタジー世界を舞台とした作品です。
タイトルに「竜と勇者」とくればそりゃもう間違いなくファンタジーなんですが、そこに並ぶ「配達人」というえらく庶民的な肩書。
ですが何を隠そうこの作品の主人公はこの「配達人」なのです。

ファンタジー世界の職業あれこれ

竜と勇者と配達人はWEBマンガのとなりのヤングジャンプで連載中です。
はーい、それでは早速公式あらすじたーいむ。

拝啓 市民の皆様。
わたくし皇帝都市アイダツィヒの駅逓局えきていきょくに勤めております、
ハーフエルフの吉田と申します。
御用とあらば天空の城から大地の大穴まで、
書簡を携えて馳せ参じるのがわたくしのお仕事です──。

もう「ハーフエルフの吉田」の時点で個人的には優勝。
ハーフエルフなのにあふれる庶民感。
ちなみに吉田以外の登場人物に漢字の苗字は一人もいません。
なぜだ吉田・・・
このマンガのテーマは剣でも魔法でも、無論ドラゴンや勇者でもなく、こうした村人・町人たちの生活そのもののを描くこと。
ファンタジー世界を舞台にしたお仕事と生活のマンガなのです。
これがもうめちゃんこ面白い!
このマンガで出てくる職業はいわゆるRPG的な勇者、戦士、魔法使いなどは当然として、主人公の吉田の職業である配達人をはじめ、非戦闘系の職業の設定が実に多彩!
それこそRPGの定番、お金を払えば死人を復活させてくれる「復活司祭」や、イベントのキーにもなりうる「占い師」などはもちろんのこと。
中にはRPGの戦闘システムの根幹を支えるこんな人まで。
haitatsunin2017040501
「法が変わって以来貢献度だの何だのと面倒でなァ」という近頃の経験値計算システムの複雑さを嘆く声。
時代とともに複雑化するシステムに職人が煩わされるのはどこでも同じですな(違
あ、ちなみに上の画像に出てくる耳のとがったメガネ娘が主人公の吉田です。
なぜこのキャラデザで吉田なのか。
この世界のエルフは日本文化なのか。
もちろん経験値記録官以外にもいろんな職業の人々がこれでもかと出てきます。
こちらは勇者一行の竜退治に帯同した「非戦闘員」な職業の皆さまがこちら。
haitatsunin2017040502
なんだろう、見た目だけは屈強。
石工LV55は最早戦闘員では?
そしてしまいには度重なる経験でレベルアップした吉田のお祝いではこんな職業の人まで。
haitatsunin2017040503
この人たちレベル上がるとどうなるの?
さらにさらに、先ほどちょこっと触れましたが、勇者様もちゃんと出てきます。
しかしどんなに戦闘力があろうとも、これまでに紹介してきたものと同様のあくまで一つの職業として描かれます。
そして法令で各職業にはいろいろと権限が付与されているらしいのですが、冒険職のトップたる勇者はさすが。
他にはない数々の特権を持っています。
なかでも特別クラスの権限がこちら。
haitatsunin2017040504
そうか、RPGでは当たり前のこの行為はお上から与えられた特権だったのか。
普通に考えて犯罪的行為だもんな。
こんな具合にいろんな職業にフォーカスを当てながら、配達人の吉田の日々の生活と成長を描く作品です。
一度出た登場人物が思わぬ形で再登場したりと、群像劇的に物語が進んでいくのも面白いところ。
そして設定が詰め込まれまくりながらも、軽快なキャラ同士の掛け合いのおかげで設定描写がうるさく感じず、とても読みやすく仕上がっています。
一部の人にわかりやすく言うと「コミティア力が高い」マンガです。
興味を持った方はとなりのヤングジャンプで最初の数話は無料で読めますのでこちらからどうぞー。
単行本の続きもここで読めちゃいます。
http://www.tonarinoyj.jp/manga/haitatsunin/

オマケ:十三世紀のハローワーク

ちなみに作者のグレゴリウス山田先生、「十三世紀のハローワーク」という、ものすごい本の筆者でもあります。
中世実在職業解説本 十三世紀のハローワーク
グレゴリウス 山田
一迅社
売り上げランキング: 469
この本はタイトル通り、中世のヨーロッパを中心に実在した職業についてRPGの攻略本よろしく解説していくという、これまた設定好きファンタジー好きにはたまらない濃厚な一冊。
しかもものすごく分厚くてものすごくでかい。
わかりやすく言うとちょっと薄いジャンプくらいあります。
もともとはコミティアで頒布された同人誌で、当時あまりの人気にあっという間に品切れとなり再発が求められ続けていた人気作です。
かくいう自分もコミティアで手に入れそこねて悔しい思いをしたものです・・・
出版されたと知って慌てて買いましたが、まあ面白いこと面白いこと。
こちらも品切れ続出でオンライン書店では在庫なし状態が続いているので、こうした設定好きの方であれば間違いなく楽しめると思うので、もし本屋で見かけたら即座に購入だ!

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