なんでもいいから「放課後のプレアデス」をとにかく観てほしい

ニコ生で放課後のプレアデスの一挙放送を見たんですよ。
放課後のプレアデス Blu-ray BOX(特装版)
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2016-12-07)
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今更なんですよ。正直。
TV版は去年の放映だし、もう2016年もあと少しで終わるんだよ。
でもね、BD-BOXが発売された直後である今こそ声を大にしていいたい。
この作品は過小評価されすぎていると。
マジでこれ読んだ人みんな円盤買え。
いや、まあさすがに円盤はあれとしても
ニコニコのアニメチャンネルはじめ各種動画配信サービスでもやってるから見てマジで。
もうとにかくね、全話一気に見て昂ってしまったんだよ。
なにあれ。名作じゃないっすか。
元々ね、主人公の中の人が高森奈津美)だっていうそれだけでTV放映当時から気にはなってたんですよ。
でもなんとなく「自動車メーカーのスバルの宣伝アニメ」っていうくらいの認識だったから食指が伸びず。
放映中もそこまで話題にならなかったので結局追わずに終わってしまったんですわ。
でも最近になってtwitter等であのアニメを絶賛する声が届いてきたので、興味が再燃して。
ちょうど今年はアニメ映画をいっぱい見たこともあってとてもアニメ見るモードになっていたところにちょうど先述の一挙放送がおあつらえ向きにあったわけで、これ幸いと観たわけですね。
ごめんなさいスバルそしてガイナックス。完全に舐めてました。
青春SFジュブナイルアニメの傑作ですよこれは。
話題性は全然違うけど、2010年代の「涼宮ハルヒ」といってもいいと思ったよ俺は。

で、何がそんなに刺さったのよ?

まず特筆すべきはキャラクターの深堀のうまさ。
この作品は、ざっくりと構造だけを説明しちゃえば、
  1. なんかわかんないけどとにかく世界が危ない
  2. とりあえずなにかしら個性的なキャラが集められて世界救うよ
  3. でもみんな何かしら青春の傷を抱えていてね…
  4. それらを乗り越えて世界も救っちゃおう!

というセカイ系的な王道も王道なんですね。
で、序盤はとにかく世界観の説明と各キャラの掘り下げになるわけなんだけど、この匙加減が絶妙。

もうね、観終わるころには主要メンバー5人が全員愛おしく思えるの。
各キャラの今とこれまでの深堀と、そのミクロなストーリーに対する全体のマクロな物語への絡ませ方が非常にうまくて。
しかも特定のキャラの魅力を掘り下げるだけじゃなく、主人公のすばると各キャラの関係性を同時に深めていくというね(このあたり結構百合っぽさも感じるようなテイストが含まれるので、そういう雰囲気が苦手な人にはつらいかも。俺は大好き
こういうあたりでまず主人公組にすんなりと感情移入できるようにできているんですわ。
そしてかなり緻密なSF表現。
イラストの雰囲気から魔法少女=ファンタジーな雰囲気かと思いきやどっこい。
めちゃくちゃ物理学、とくに量子力学の専門用語が飛び交いまくる濃厚なSFものでした。
なにしろ「プレアデス」っていうくらいなので宇宙が舞台。
天文学的知識も交えつつ、すばるたちが扱う魔法すらも量子力学的に説明されていくので、特に最初のあたりとか結構ついていけないレベルの情報量が視聴者とすばるたちを襲うわけですわ。
それでもそれでも、絵コンテがよくできてるんだと思います。
そういった説明セリフも含めて会話のテンポが軽妙なので、ややこしい話しててもなんとなくで話は理解できるし、その設定の重厚さがきちんと作品にいいリアリティを与えてるんです。
そういう意味でSF設定が大変プラスに作用している。
あとは12話を通じての話の膨らませ方、インフレのさせ方と収斂のさせ方が実に巧み。
最終話にまで行くと最初からは想像もつかないくらいのスケールの話になっていくんだけど、そこからの着地も含めて実にきれいに物語をたたんでいて非常に視聴後が心地よかった。
視聴者に対して想像の余地を残すようなラストも余韻の残し方としてグッド。

まとめ

ええ、もうべた褒めですよ。
多分もっと冷静になってみればいろいろとツッコミどころがあるのは頭の片隅ではわかっている。
だがこの記事で語りたいのはそういうことじゃない。
もっといろんな人に見てほしいんですよ。
まずはこの作品そのものが、賛否含めてもっともっと語られていいポテンシャルを秘めてるんですわ。
そう素直に思ったからこその、このべた褒め記事です。
いやー本当にいいものを観たよ!!
弱小ブログだけどこの記事がきっかけで一人でも多くのファンが生まれることを祈って…!
ここからは完全に余談だけど、なつ姉こと高森奈津美さんは自分としてはびっくりするくらいはまってしまった声優さんで。
入口はもうわかりやすくデレマスの前川みく(担当Pです)なんだけど、なつ姉のラジオは毎週聞いてるし、っていうか何ならメール投稿もしてるし(何度か読まれました)、番組の公開生放送も行くぐらい、まあとにかくそれくらいはまってる人なんですわ。
まさか芸能人に対してこういうはまり方をするようなタイプではないと思ってたので、本当に自分でもびっくり。
とにかく喋りがめちゃくちゃうまい人で、ラジオが下手な芸人よりもよっぽど面白いの。
それでいて声優としての演技力はピカイチで、普段のガサツなキャラをまるで感じさせない自然な可愛い芝居で魅力的なんすよ。
あと同学年ってとこもポイント高い。あと普段いじる側なのにいざ自分がいじられると可愛い。
ちなみに「ちえりとチェリー」というパペットアニメの傑作にもあの星野源とダブル主演という形で出演していたのでそちらも本当にもっと知れ渡ってほしい。
余談の余談になっちゃうけど、星野源も界隈では有名な重度の前川Pだからちえりとチェリーのキャストを聴いた時の俺の気持ちわかる?ねえ??(知るか)

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