待ちに待ったぜつくし卿…
前話のものすごく不穏な引きでそわそわし続けていましたがついに最新話が更新されてしまいました。
http://mangalifewin.takeshobo.co.jp/rensai/madeinabyss/
うう、読みたいけど読みたくない・・・
でも読んじゃいました。
職場でお昼休みに。
ええ、もう午後のモチベーション上がらなすぎですよ。
ていうか下がりまくりですよ。
なんだろう、つくし卿は新キャラほどひどい目に遭わせるね。
ナナチ編もよっぽどだったのに今回は更に救いがない・・・
こんなにかわいい子をなんて目に合わせるんだ・・・!!
今回明かされた様々な情報
さて、今回はプルシュカの回想という形で結構濃度の高い情報が数多く語られています。
(ちなみに今変換でプルシュカの改装となって本気で辛くなった)
まず祈手グェイラ
祈手の中でも特にプルシュカのこれまでを見守り続けてきた様子。
ボンドルドに対して「旦那」と呼びかけるなど、これまでに出てきた折手とはだいぶ印象が違います。
直近の話には一切出てきませんでしたがどうしているのやら・・・
あ、戦いの序盤で思いっきりやられてました。
珍しく名前の付いた祈手だからなんか大事そうなキャラかと思いきや・・・
あとプルシュカの出自について。
なんと祈手の娘だったことが今回明かされました。
ボンドルドの言っていた「血は薄いですが私の娘です」というのはそういうことだったんですね。
祈手はすべて私。
精神隷属機(ゾアホリック)で同期されている祈手の娘ということはすなわち黎明卿の娘。
そして同時に、深い呪いを受けて肉体的にも精神的にもボロボロになった姿にボンドルドが見出した可能性のもと育てられた子だったわけです。
意外すぎる伏線「イリム」
そして今回一番衝撃だったのがメイニャについて。
そういえばプルシュカが10歳の「誕生日」にパパからもらったといっていましたが、今回の描写を見る限りそのあたりも黎明卿による刷り込みなのでしょうか。
正式な名前は「メイナストイリム」、そして『変化の子』と黎明卿に呼ばれていたことが判明。
グェイラのセリフを信じるのであれば奈落の生き物のようですが。
メイナストイリム・・・イリム・・・?
黎明卿マジで信用ならねえな!!!
変化の子ってつまりそういうこと・・・?
ツインテールの感じがまさにそれっぽいし・・・
というか上のシーン(3巻でのナナチのミーティに関する回想の中で急に挟まった一コマでした)と今日の話がつながるということは。
プルシュカが人間性を取り戻し始めたころに、ミーティやナナチは成れ果てになってしまっていたということになります。
そしてプルシュカがだいぶ育ったのち、ボンドルドが「貴重な協力者」が出て行ってしまったと言っていましたが、あれはきっとナナチのことだったのでしょう。
その期間のプルシュカの肉体的成長の様子を見る限り(やらしい意味じゃないよ)、ナナチはかなりの間カートリッジ制作を手伝わされていたことが分かります。
ううむ、成れ果てやカートリッジ、呪いに隠れた「祝福」まで。
これまでの話と今回の回想でボンドルドが行ってきた研究成果の数々が一気に線となって見えてきました。
見えたところで感想は度し難いの一言なんですがね・・・
っていうかさ、これだけ情報が明かされたプルシュカの回想を経て、なお残された最大の謎。
パパ棒って結局何だったのよ。
おまけという名の思いつき考察
ここからは蛇足というか最近の話を読み返してみての思いつき。
少し前の話で明かされていましたが、白笛の材料「命を響く石(ユアワース)」の原料は人間でした。
ボンドルドによればユアワースの供物となる人間には「使用者に全てを捧げる確固たる意思」が必要とされます。
そしてリコの母親である殲滅卿の夫、すなわちリコの父親はすでに死亡していることが明かされています。
・・・いやいやいやいやいや、ねえ。
もうこれ以上リコちゃんを泣かせないでおくれよぉ・・・!!!
2016/11/11 追記
Twitterで気になる意見を見つけて2巻をよくよく読み返してみたところ、そもそもライザがトーカと結婚したのは白笛になった後でした。
なーんだ、じゃあお父さんが命を響く石になったなんていう度し難い展開じゃなかったのか。
安心、安心・・・
うげーっ!グェイラさん死んでた!
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